「気に入る候補がいない、大統領選挙日には『次悪』を選ぶべきか」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.27 16:20
23日午後、若者が集まるソウル江南(カンナム)駅一帯では旗がはためいた。20代、30代が多い歩道の間を「4・15不正選挙真相究明」などと書かれた旗を持った中高年者が列を作って歩いた。昨年行われた第21代総選挙で不正があったと主張し、数十人が江南駅一帯の数百メートルの歩道を行進した。途中、数人の男性がマイクを握って「李在明(イ・ジェミョン)大庄洞疑惑、特別検察官が答えだ」と叫んだ。大統領選挙を控え、若者が週末を楽しむ街の雰囲気はいつもと違っていた。
最近の大統領選挙関連の世論調査で、浮動層の比率は若年層で相対的に高い。JTBCがグローバルリサーチに依頼して19-20日に1000人を対象に実施した世論調査の結果、与党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補と最大野党・国民の力の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補、洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補の2者対決で「支持候補がいない」という回答は20代ですべて20%以上だった。全年齢帯で最も高かった。30代は国民の力の候補が誰になるかによって差があったが、浮動層の比率は40代以上より高い(詳細内容は中央選挙世論調査審議委員会ホームページ参照)。
◆政権交代に賛成も…「野党に気に入る候補いない」