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【コラム】BTS・『イカゲーム』のおかげで「インサ」なった韓国系移民者(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.27 15:00
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また、Netflix(ネットフリックス)ドラマ『イカゲーム』のグローバル旋風も韓国が「ソフトパワー強国」というイメージを刻印させた。韓国系米国人のスミ・テリー米戦略国際問題研究所(CSIS)上級研究員は最近、米国外交専門紙「フォーリン・アフェアーズ」に寄稿した「韓国の文化侵攻(The Korean Invasion)」で、自身も『イカゲーム』のファンだとし、「『イカゲーム』が米国を含めて90カ国に配信されている。ところでこのドラマはNetflixで最も人気があるプログラムになった」とした。

テリー氏はまた『イカゲーム』は地球村を強打した最も最近の韓国文化である以上、BTSと映画『パラサイト 半地下の家族』なども前例のない成功を収めたと紹介した。続いて「韓国は歴史的に中国と日本文化の浸透に対抗することを心配してきたが、今や世界的なソフトパワー(文化)強国になった」と伝えた。『イカゲーム』は公開26日で1億世帯以上の視聴率でNetflixシリーズ歴代最多視聴ドラマになった。

 
英国の有名月刊誌「MONOCLE」によると、韓国のソフトパワーは2020年ドイツに続き世界2位を占めたが、エンターテインメントと革新でもう一度飛躍的な成長を遂げたという評価だ。

このような韓国の「ソフトパワー」の地位を海外同胞は肌で切実に感じているのではないだろうかと思う。米国の僑胞(海外在住韓国人)2世や3世の白人の友達は『イカゲーム』に登場する韓国語が全部分かるからいいねと言って羨ましがるという。韓国スタイルの弁当は米国社会で人気メニューになり、友達用の弁当を別に作る場合もあるという。米国から他国へ移住した海外同胞がBTSと『イカゲーム』の影響で移民生活と留学生活で差別ではなく高まった関心を集める「インサ(insiderから派生した、「人々の中に積極的に入って付き合う人々」を意味する俗語)」になる経験をしているというので誇らしく思う。

いつになく高まった韓国のソフトパワーが米国移民を決心する人々に肯定的な影響を与えている。今は米国内の東洋人差別のせいで移民を悩んだ人々はその悩みをやめてもよいと思う。今は米国人の「韓国人に対する変化した関心」を楽しんでみる準備をしてもよい時点だ。

キム・ミンギョン/(株)国民移住 米国弁護士

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    2021.10.27 15:00
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    韓国スタイルの弁当が米国社会で人気メニューになり、友達用弁当として別途作る場合も出てきた。[写真 中央フォト]
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