バイデン大統領「台湾防衛」発言議論に…ホワイトハウス・国防総省は鎮火に汲々
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.25 09:29
バイデン米大統領が「中国が攻撃すれば台湾を防衛する」と発言したことに対しホワイトハウスと国防総省が22日に火消しに出た。中国がバイデン大統領の発言に対して「『ひとつの中国』の原則を傷つけるな」と不快感を示したのはもちろんだ。
バイデン大統領は21日、ボルティモアで開かれたCNNタウンホールミーティングで「中国が極超音速ミサイルを開発した。彼らに追いつくのか。台湾を保護するのか」に対する質問を受け「そうだ」と答えた。これに対しCNNアンカーのアンダーソン・クーパー氏が「中国が攻撃すれば台湾を防衛すると答えたものなのか」と確認するとバイデン大統領は「そうだ。われわれはそのようにしなければならない約束がある」と話した。バイデン大統領のこの発言は中国だけが公認された中国政府という「ひとつの中国」の原則を認めないという意味と解釈することもできる。