米国、極超音速ミサイル試験失敗…CNN「中・露との競争で挫折」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.23 10:23
極超音速兵器開発に拍車を加えている米国が最近施行した試験発射で失敗したと、CNNなどが21日(現地時間)報じた。この日、米国防総省は声明を出し、「発射体を極超音速(マッハ5以上)に加速するのに使われるブースタースタックで作動失敗が発生し、極超音速滑空体の発射体テストが進行されなかった」と明らかにした。米メディアは「米国防総省の極超音速兵器プログラムが挫折を経験した」と伝えた。
今回の試験発射は国防総省が開発中の極超音速グライド滑空体の性能の一つをテストする性格の発射だったと、関係者らは説明した。試験発射はアラスカ・コディアックの太平洋宇宙港湾団地で行われた。当局者はブースターの不具合の原因を把握するため試験の失敗を検討し始めたと伝えた。米国防総省の報道官は「(米国は)極超音速兵器の核心となる重要な技術を非常に速いペースで開発している」と述べた。