「習近平は残忍な独裁者」…米NBA選手の非難に中国が反発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.22 16:19
米プロバスケットボール協会(NBA)の選手が、公開的に中国の習近平国家主席を独裁者だと非難しながらチベットの独立を支持した。ギリシャのアテネで採火された北京冬季オリンピック(五輪)の聖火が北京に到着した翌日のことだ。北京冬季五輪をきっかけに中国に対する非難世論がまた強まっている。
◆NBA選手「中国の残酷な統治でチベットの自由消えた」
米NBAボストン・セルティックスのセンター、エネス・カンター(29)が21日(現地時間)、ツイッターに「残忍な独裁者の習近平と中国政府へ。チベット自治区はチベット人のもの」というコメントと共に2分46秒の映像を載せた。カンターは映像で「中国の残酷な統治の下、チベット人の権利と自由は消えた。彼らの言語と文化、宗教は許されず、5000人以上が政治犯として刑務所に収監されている」と話した。カンターはダライ・ラマの肖像が描かれたTシャツを着て登場し「中国政府は恥じるべきだ」と声を高めた。