ツイッターから追い出されたトランプ氏「自分のSNSを作る」…関連株400%暴騰
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.22 16:03
ドナルド・トランプ前米国大統領のソーシャルメディア(SNS)プラットフォーム製作の便りにニューヨーク証券市場がざわついている。ツイッターやフェイスブックなど主要SNSから追い出されたため、自らSNS企業を設立してSPAC(特別買収目的会社)の合併で証券市場に上場するという計画を明らかにしながらだ。合併の対象に指定されたSPACの株価は取引中に一時400%も暴騰した。
21日(現地時間)、CNBCによると、SPAC「Digital World Acquisition(DWAC)」の株価は、前日比356.8%が上昇した45.50ドルで取り引きを終えた。株価が取引中に一時400%上昇した52ドルまで急騰するなど変動幅があまりにも大きいため取引が何度も中断された。
DWACのこの日一日の取引量は4億7000万株で、ニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダック上場品目のうち史上最大取引量を記録した。DWACの株価暴騰はトランプ氏が所有するメディア会社「トランプ・メディア・アンド・テクノロジーグループ(TMTG)」との合併が予定されたという発表が知らされてだ。20日、TMTG側は「近く『トラスソーシャル(TRUTH Social)』という新しいソーシャルネットワークをスタートする計画」としながら「TMTGとDWCは合併契約を締結し、各種規制や株主承認などの統制を受ける上場企業になるだろう」と明らかにした。