テスラ、中国産LFPバッテリー採用へ…韓国バッテリー企業に影響
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.22 09:47
米国電気自動車企業テスラが主力車両にCATLなど中国企業が主に生産するリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを採用すると明らかにした。
20日(現地時間)の米CNBC放送などによると、テスラはこの日に公開した7-9月期の投資説明資料で、標準範囲の走行距離を持つモデルに搭載するバッテリーをNCA(ニッケル・コバルト・アルミニウム)、NCM(ニッケル・コバルト・マンガン)など従来の三元系バッテリーからLFPバッテリーに変更すると発表した。しかしテスラは長距離走行モデルにはNCAバッテリーの使用を継続すると伝えた。
LGエナジーソリューション、サムスンSDI、SKイノベーションなど韓国バッテリー3社がNCMバッテリーなど三元系バッテリーを主に生産する状況で、電気自動車業界をリードするテスラの今回の決定が国内バッテリー業界にどのような影響を及ぼすかが注目される。