「文大統領の発表背景が寂しく科学者らを屏風代わりに」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.22 09:08
「10年間ほど『ヌリ号』開発のために昼夜を分かたず苦労してきたが、ほかの人には少しの間のイベントとして映っているようで本当に残念だった」(ヌリ号開発参加科学者)。
21日、全羅南道高興郡(コフングン)の羅老(ナロ)宇宙センター打ち上げ統制棟は落ち着かない雰囲気だった。「ヌリ号」打ち上げを控えて緊張した雰囲気の統制室で、イベント企画会社の職員らが動き回りながら放送カメラ中継のための舞台を設置していた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が金正淑(キム・ジョンスク)夫人を同行して現場に現れ、「ヌリ号」打ち上げに関する国民向けメッセージを発表しながら生じたことだ。