韓国国防部長官「北朝鮮のSLBM、挑発ではない」…国防部は「ミサイルの研究開発」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.21 17:16
徐旭(ソ・ウク)韓国国防部長官が21日に開かれた国会国防委員会の総合国政監査で、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射(19日)について「挑発ではない」という趣旨で発言し、議論が起こっている。また、国防部の業務報告資料では、北朝鮮のSLBM発射をめぐり「研究開発活動の継続」という表現を用い、批判を招いた。
問題の発言は、国民の力の姜大植(カン・デシク)議員との質疑応答の過程で出た。姜議員が「北朝鮮のSLBM、極超音速ミサイル、短距離弾道ミサイルの発射は、我々の安全保障を脅かす挑発だと考えるが、長官はどう見ているか」と問うと、徐長官は「用語を区別して用いるが、『威嚇』だと考えている」と答えた。続けて「『挑発」とは、我が国の領空・領土・領海に被害を及ぼすもの」とし「国民には(威嚇と挑発を)区別して用いている」と述べた。