米海軍、ボノム・リシャール火災事件の調査結果発表…「総体的対応ミス」
ⓒ 中央日報日本語版2021.10.21 12:02
昨年7月に発生した米国海軍の強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」火災事故の調査結果が発表された。米海軍の調査報告書によると、1兆ウォン台に達する軍艦が火災を起こした原因は将軍から末端の水兵に至るまでの総体的火災対応のミスとわかった。
AP通信が入手した400ページに及ぶ海軍の調査報告書によると、ボノム・リシャールの火災は十分に防げたが、消防訓練と装備点検、指揮・統制などすべての面で対応に失敗した人災だった。ボノム・リシャールは昨年の火災事故で退役した。5日間にわたり炎に包まれ、649度を超える火炎で軍艦の一部が溶解し修理は不可能だという判断が下されたためだ。