北朝鮮の相次ぐミサイル発射、選挙目前の岸田首相には好材料か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.20 16:00
19日、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射を機に日本が「敵基地攻撃能力」の確保を本格的に推進して防衛力の拡大に出る見通しだ。今月31日の衆議院選挙でも北朝鮮のミサイル挑発に関連した安全保障対策が主なイシューになるとみられると共同通信が20日、報じた。
岸田文雄首相は19日午後、北朝鮮のミサイル発射に関連して国家安全保障会議(NSC)を主宰した後、記者団に対して「敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を検討するよう、改めて確認した。防衛力の抜本的な強化に取り組んでいく」と述べた。すでに総選挙マニフェストに「相手領域内で弾道ミサイル等を阻止する能力の保有」という表現で「敵基地攻撃能力」の保有を明記した自民党が、推進を急ぐ意向を明らかにした。