サムスンSDIもステランティスと組み北米バッテリー市場に進出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.20 09:11
サムスンSDIが世界4位の自動車メーカーのステランティスと手を組んだ。19日のバッテリー業界によると、サムスンSDIはこのほどステランティスと電気自動車用バッテリーの合弁会社設立に向けた業務協約(MOU)を結んだ。サムスンSDIはこれまで自動車メーカーとの協業はせず独自路線を歩んできたが、今回のステランティスとの合弁設立を契機に北米市場進出を加速する見通しだ。
今回の合弁に関する投資規模と工場予定地などは明らかにされなかった。サムスンSDI関係者は「最近両社がMOUを結んだのは事実だが、投資規模、工場の場所、竣工時期などについては決まっていない」と話した。バッテリー業界は市場規模を考慮すると投資金額は1兆ウォン以上になるものと推測した。工場の場所と生産時期などは追加協議を経て決定される予定だ。
これに先立ち17日にステランティスはLGエネルギーソリューションと40ギガワット時規模の電気自動車バッテリー合弁法人を設立すると発表した。業界関係者は「サムスンSDIが残りを確保したものとみられる」と話した。