韓国合同参謀本部は「1発」、岸田首相は「2発」…北朝鮮ミサイル食い違う分析
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.20 07:30
北朝鮮が19日に試験発射した弾道ミサイルの数をめぐり韓日当局が食い違う分析を出し議論が起きている。
この日韓国合同参謀本部は「午前10時17分ごろ潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と推定される未詳の短距離弾道ミサイル1発を捕捉した」と明らかにした。だが日本の防衛省は「午前10時15分と16分、1分間隔で北朝鮮が東に弾道ミサイルを2発発射した。そのうち1発は最高高度約50キロメートルに変則的な軌道で約600キロメートル飛行して日本の排他的経済水域(EEZ)外側に落ちた」と説明した。
岸田文雄首相もこの日午前11時ごろ記者らに「北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射した」と話した。このように両国の情報判断にずれが生じる中で韓国軍関係者はこの日午後に記者らの関連質問に「1発を探知した」と既存の立場を守った。