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ブレイクスルー感染で亡くなったパウエルショック…「ワクチン、それでも信じて」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.19 16:16
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新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン接種率を引き上げるために奔走している米保健当局がコリン・パウエル元国務長官の死去の便りに緊張している。パウエル氏が接種完了後に感染する「ブレイクスルー感染(突破感染)」の事例であることが知らされながらだ。反ワクチン派(Anti-Vaxxer)の間で「コロナワクチンは効能がないことが証明された」という主張が出てくる中で、医療界はパウエル氏の年齢と過去の健康履歴に注目してワクチン効用論を強調した。

18日(現地時間)、米CNN・ニューヨーク・タイムズ(NYT)など現地メディアは、パウエル氏の事例がワクチン反対運動に悪用されるのではないかと当局が懸念しているとし、「パウエル氏の事例はワクチンの失敗を意味しない」という保健および感染病専門家のインタビューを相次いで報じた。

 
パウエル氏の長年の補佐官だったペギー・シフリノ(Peggy Cifrino)氏によると、パウエル氏は過去に患っていた「多発性骨髄腫」と最近診断されたパーキンソン病で免疫力が低下した状態だった。これに対して専門家は84歳という故人の年齢と「多発性骨髄腫」がパウエル氏の免疫システムに打撃を与えたと口をそろえた。

血液がんの一種である多発性骨髄腫は免疫を担当する「形質細胞(plasma cell)」でがんが発生する病気だ。骨髄の中の白血球にある形質細胞はタンパク質抗体を作りだし、感染ウイルスの攻撃を助ける。しかし、この細胞が統制不能状態に陥れば悪性に変化し、抗体活動を非正常化させる。この場合、抗体生成力も落ちるのでワクチンを打っても免疫効果が低くなる。韓国では全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領がこの病を患っていると伝えられた。

ジョンズ・ホプキンス大学腫瘍医学科のドリュー・パードル(Drew Pardoll)教授は「多発性骨髄腫の場合、骨髄を侵入したがん細胞が免疫システムを構成するすべての細胞を押し出すため、他のがん患者より免疫力がさらに弱くなる」とし、これが他の臓器にまで影響を及ぼして合併症を誘発すると説明した。

免疫システムが低下した多発性骨髄腫患者は新型コロナとの戦いでも不利にならざるをえない。今年7月、国際的化学ジャーナル「Nature(ネイチャー)」誌にも、多発性骨髄腫患者のワクチン効能が著しく落ちるという研究結果が発表された。これによると、ファイザーとモデルナワクチンを接種した多発性骨髄種患者のうち、良い免疫反応を示した患者は45%にとどまり、22%は部分反応を、30%は全く反応が起きなかった。

米国がん協会会長のAnthoni Ribas博士も「コロナワクチン接種後に抗体が形成される比率が健康な人の場合98~100%なら、血液がん患者では40~70%、多発性骨髄腫患者では20~30%に大きく落ちる」と明らかにした。CNNは従来の研究を総合すると「コロナワクチンを完全に接種したとしても、免疫システムが損傷した多発性骨髄腫患者は感染リスクが大きいことを意味する」と伝えた。

ブレイクスルー感染で亡くなったパウエルショック…「ワクチン、それでも信じて」(2)

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    2021.10.19 16:16
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