光復軍団体である韓国光復軍同志会が国家報勲処傘下の社団法人韓国光復軍記念事業会として１８日に新たに発足した。これまで光復軍同志会は生存志士を中心に運営してきたが、現在光復軍出身５６７人のうち生存しているのは光復軍第３支隊隊員だったキム・ヨングァン志士（９８）ら５人だけだ。

光復軍記念事業会は「もう生存志士が何人もおらず、光復軍第２世代の子孫を中心に光復軍同志会の権利と義務を継承し新たにスタートすることになった」と明らかにした。光復軍記念事業会はこの日発足式を行い、光復軍第２支隊工作組長、韓米連合ＯＳＳ教官などを務めた故イ・ジェヒョン志士の長男であるイ・ヒョンジン氏（６７）を初代会長に選出した。事務総長は光復軍総司令官を務めたチ・ジョンチョン将軍の孫であるチ・サンチョル氏（６１）が務める。

今後光復軍記念事業会はソウルの泰陵（テルン）陸軍士官学校内に光復軍記念館の建設を推進する。また、光復軍同志会時代から蓄積してきた光復軍関連資料を基に来年上半期中に『韓国光復軍史』を出版する計画だ。イ・ヒョンジン会長は「大韓民国国軍のルーツである光復軍の透徹した祖国愛をしっかりと知らせるために記念館建設と光復軍史整理から推進することになった」と話した。