韓国産まれのOTT「TVING」、海外進出宣言「日本・台湾・米国市場を攻略」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.19 09:28
韓国オンライン動画サービス(OTT)であるTVINGがモバイルメッセンジャー「LINE」と提携して海外進出を宣言した。TVINGは18日に法人設立1周年を記念する「TVINGコネクト2021」行事を行った。この席でTVINGは「来年は日本と台湾、2023年には米国市場の攻略に出る」という構想を明らかにした。
TVINGの最大株主CJ ENMのカン・ホソン代表は「TVINGをグローバル1位『Kコンテンツ』(韓国コンテンツ)プラットフォームに成長させる」と話した。LINEPLUSのイ・ウンジョン代表は「LINEはサービス開始から10年でグローバルMAU(月間アクティブユーザー)約2億人を確保した。日本・台湾・タイなどでは『国民メッセンジャー』として愛されている」と伝えた。イ代表は「LINEのグローバル事業ノウハウとTVINGのコンテンツ製作力を結合すればアジアを代表するOTTプラットフォームが誕生するだろう」と期待した。
TVINGのヤン・ジウル共同代表は韓国OTT市場でTVINGのシェアを高めるためにサムスン・LGエレクトロニクスと協力する方案を提示した。来年から国内で販売するサムスン・LGエレクトロニクスのスマートテレビにTVINGサービスをサポートする計画だ。ヤン代表はスマートテレビのメニューにTVING専用ボタンを提供する方案などをサムスン電子と協議していると紹介した。