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ラオスのコウモリから「新型コロナ」類似ウイルス発見…「人間の細胞と容易に結合」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.16 11:15
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ラオス北部に生息するコウモリから新型コロナウイルスウイルスと似た形態のコロナウイルスが発見されたと、ニューヨークタイムズ(NYT)が14日(現地時間)報じた。

これによると、仏パスツール研究所のウイルス学者マルク・エロワ博士が率いる研究チームは、新型コロナ発生から半年後の昨年夏、ラオス北部の森で捕獲したコウモリから糞などサンプルを採取し、このウイルスを発見した。NYTは研究チームがラオスで発見したウイルスのうち3種類は新型コロナウイルスと非常に似ていて人間の細胞と結合が可能だったと伝えた。

 
新型コロナウイルスは人間の細胞の表面のACE2という受容体にくっ付いて人間を感染させるが、このウイルスにも似た特性がある。エロワ博士はNYTのインタビューで「これは新型コロナ初期の変異株よりはるかに優越している」とし、ラオスのコロナウイルスが人間の細胞とどれほどよく結合するのかを説明した。

今回の研究は新型コロナの起源をめぐる論争にも影響を及ぼすと、専門家らは予測した。一部では、新型コロナウイルスが人間の細胞に浸透する能力は動物からの自然な伝播を通しては発達しないと推定されてきた。しかしラオスのコウモリで発見されたウイルスが人間の細胞に驚くほどよく浸透するのは、こうした特性が実験室の外でもいくらでも発達することを表していると、NYTは指摘した。

米アリゾナ大ウイルス学者のマイケル・ウォロビー氏は「今回の研究は新型コロナウイルスが人間を感染させるために操作されたり研究室で作られたという考えを減らすだろう」と述べた。

NYTはラオスのコウモリから発見されたウイルスはこの数カ月間、カンボジア、中国、タイなどで発見された10余りのウイルスと共に、科学者が未来のパンデミックを予測するのに役立つと予想した。科学者はこのウイルスの家系図を通して潜在的に危険なウイルス変異株がどこに隠れているか、これを探すためにどんな動物を研究すべきかについて手掛かりを得ることができると、NYTは説明した。

一方、現在までに発見されたウイルスのうち新型コロナに最も似ているのは、昨年、中国雲南省のコウモリから発見された「RaTG13」であり、新型コロナウイルスと96%一致する。新型コロナウイルスと「RaTG13」は約40年前にコウモリを感染させた共通祖先を持つと推定される。エロワ研究チームがサンプルを採取したところは「RaTG13」が発見された地域から約240キロ離れていると、NYTは伝えた。

今回の研究結果は先月オンラインに掲載され、まだ科学ジャーナルでは発表されていない。

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