あれほど引き締めたのに…韓国、9月の家計向け融資6.5兆ウォン増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.14 08:29
金融当局の高強度規制にも家計向け融資の増加傾向は鈍化しなかった。金融委員会は来週に家計負債対策を追加で発表する。
韓国銀行は13日、先月の銀行圏の家計向け融資が前月より6兆5000億ウォン増加したと明らかにした。8月の6兆1000億ウォンと比較すると増加幅は大きくなったが、昨年9月の9兆6000億ウォンと比べると鈍化した。毎年9月を基準として見れば先月の家計向け融資増加幅は関連統計を作成した2004年以降で2番目に大きかった。
先月の家計向け融資を項目別に見ると、住宅貸付は5兆7000億ウォン、信用貸付を含むその他貸付は8000億ウォン増加した。住宅貸付には住宅担保ローンと伝貰資金ローン、移住費・中途金貸付を含む。先月の住宅貸付の増加幅は8月の5兆8000億ウォンと同水準だった。信用貸付増加幅は8月の3000億ウォンより拡大した。