韓国大統領府安保室長「米国、北敵対政策ない」…ホワイトハウス「北は緊張行為やめるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.14 07:24
米国を訪問している青瓦台(チョンワデ、大統領府)の徐薫(ソ・フン)国家安保室長が12日にサリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)と会い、北朝鮮との対話再開案など韓米の主要懸案について協議した。青瓦台国家安保室とホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)は会合直後にそれぞれ声明を出し、両国が具体的な対北朝鮮関与案について緊密に協力することにしたと明らかにした。だが面談内容に対する両国の強調点には違いがあった。
青瓦台は報道資料を通じ、「米国側は北朝鮮に対する敵対視政策はないという米国側の真正性を再確認し、いつどこでも条件なく北朝鮮と会い交渉していくという立場を改めて強調した」と伝えた。北朝鮮が米国の敵対視政策撤回を非核化交渉テーブルに座る先決条件として掲げた状況で、韓国が米国の真正性を取り上げて仲裁を試みたとみることができる。