文大統領「大庄洞事件、検察・警察が徹底捜査を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.13 07:45
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が12日、検察と警察に大庄洞(テジャンドン)事件の徹底捜査を指示した。文大統領の指示から4時間後、検察は大庄洞開発施行会社である火天大有(ファチョンデユ)資産管理の大株主であるキム・マンベ氏(57)に対して背任・横領と賄賂供与容疑で拘束令状を請求した。
文大統領はこの日午後、「大庄洞事件に対して検察と警察は積極的に協力し、迅速かつ徹底した捜査で実体的真実を早期糾明するために総力を挙げてほしい」と指示したと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が伝えた。大庄洞疑惑に対し、青瓦台が「重く受け止めて成り行きを見守っている」(5日)という趣旨のコメントを出したことはあるが、文大統領の肉声による指示は初めてだ。これに関連し、青瓦台の核心関係者は記者団に会い、「文大統領がこの日午前の会議で直接関連指示を出した」とし「今が言葉を伝える時期だと判断したようだ」と伝えた。