韓国政府、ベトナムとタイにアストラ製ワクチン157万回分供与へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.12 17:51
韓国政府がベトナムとタイに新型コロナウイルスワクチンを供与する。韓国のワクチン接種完了率が60%を突破しワクチンに余裕が生じてだ。
外交部、保健福祉部中央事故収拾本部、疾病管理庁は12日に報道資料を出し、「韓国政府は国際社会の責任ある一員として世界の新型コロナウイルス対応努力に参加するためワクチン確保に困難を経験する国に対するワクチン供与を推進する。優先的に新型コロナウイルスのパンデミック拡大傾向で厳しい状況にあるベトナムとタイにそれぞれアストラゼネカ製ワクチン110万回分と47万回分の供与を決めた。同ワクチンは10月12日に仁川(インチョン)を出発し13日に両国に到着する予定」と明らかにした。
韓国政府は「今回のワクチン供与は12日午前0時基準で韓国のワクチン1回以上接種率が全人口比77.9%(18歳以上人口比90%以上)で、現在韓国に導入が予定される量でも2回目と追加接種など計画された接種日程に支障がないものと判断されたことから、新型コロナウイルスワクチン確保が困難な国の支援要請と在外国民の安全確保、新南方政策、新型コロナウイルス被害状況などを総合的に考慮して決定された」と説明した。