米国も断念したのに韓国が開発…北の地下核施設破壊する「秘密兵器」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.10 13:23
高威力弾道ミサイルの父は米国が研究途中でやめた「神の杖」だ。トールプロジェクトを通じて米国は人工衛星から長さ6メートル、直径30センチメートルのタングステン棒を落とす兵器である神の杖を作ろうとした。北欧神話の雷の神であるトールはミョルニルというハンマーを持っている。
米国はベトナム戦争ですでにレイジードッグという無爆薬鋼鉄爆弾でベトナムやベトコンの強化陣地を壊した経験があった。レイジードッグを大幅に拡大したのが神の杖だ。しかしタングステンがあまりにも高価な金属で費用負担が大きいことから天下の米国であってもプロジェクトを断念した。
高威力弾道ミサイルは最大射程距離が500キロメートルを超えないという。正常角度の30~45度より高い高角で撃つ。高角発射はミサイルの高度を高める代わりに飛行距離を減らす。代わりに落下速度を高め運動エネルギーを育てる。