「やせ細った徴用労働者像のモデルは日本人」…同じ主張に相反する判決=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.10 09:23
ソウル・竜山(ヨンサン)駅と大田(テジョン)、釜山(プサン)、済州(チェジュ)など全国各地に建てられた徴用労働者像をめぐり「日本人をモデルに作った」という主張が提起されてきた。これに対し労働者像の作家夫婦は「虚偽の事実を流布し名誉を傷つけられた」として相次いで訴訟を提起したが、裁判所ごとに異なる判決を下している。
10日の法曹界によると、ソウル中央地裁は最近彫刻家であるキム・ウンソン氏とキム・ソギョン氏夫婦が落星台(ナクソンデ)経済研究所の李宇衍(李宇衍)博士を相手取り「虚偽事実の流布で名誉が毀損された」として提起した損害賠償請求訴訟で、「キム氏夫婦に各500万ウォンを賠償せよ」と原告一部勝訴の判決を下した。