韓国防疫管理トップ「11月9日頃、‘段階的日常回復’開始可能」初めて言及
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.07 16:34
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)韓国疾病管理庁長が「11月9日以降、段階的日常回復(ウィズコロナ)案を始めてみることができる」と具体的な時期に言及した。25日、全国民の70%が新型コロナワクチン接種を完了すれば、2週間の抗体形成期間経過後の来月9日からウィズコロナ政策を施行することができるということだ。
このような発言が出たのは7日午前に開かれた国会保健福祉委員会の疾病庁国政監査でのことだ。この日、姜起潤(カン・ギユン)議員(国民の力)は、鄭庁長に対し、ウィズコロナ施行時期に関する質疑を行った。姜議員が「10月25日に全国民70%接種完了の目標は達成可能なのか」と問うと、鄭庁長は「10月25日の週の初めに可能だとみている」と答えた。続けて姜議員が「(2週間の抗体形成期間を考慮すると)11月9日頃にウィズコロナに移行できる条件となる。段階的日常回復が可能なのか」と問うと、鄭庁長は「始めてみることができる」と答えた。これまで政府は10月末から11月初めとウィズコロナの開始時期を示していたが、特定の日付に言及したのは初めて。