韓国原子力発電所のハッキング、10年間で1463件…セキュリティー人材不足深刻
ⓒ 中央日報日本語版2021.10.07 13:24
韓国の主要原子力発電所に対するハッキングが急増しているなかでサイバーセキュリティーを担当する人材の拡充が必要だという指摘があった。
7日、国会科学技術情報放送通信委員会の梁貞淑(ヤン・ジョンスク)議員が韓国水力原子力(韓水原)と韓国原子力統制技術院から提出を受けた資料を分析した結果、2012年から2021年9月末現在までの最近10年間、韓水原で発生したハッカーによるハッキングの試みは合計1463件にのぼることが明らかになった。
同じ期間、インターネットハッキングを類型別に調べると、ユーザーに対して悪意的な被害を与えるために作られたプログラムの悪性コード攻撃が934件で最も多く、非認可者がホームページにアクセスした後に資料を削除したり変更したりするなどのホームページ攻撃が388件、別名DDoSと呼ばれるサービス拒否攻撃が57件の順であることが分かった。