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韓国政府、過去最低の加算金利で外平債発行…「海外の信頼再確認」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.07 12:02
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韓国政府が総額13億ドル規模の外国為替平衡基金債券を過去最も低い加算金利で発行した。外平債は外貨調達に向け発行するが、調達した資金は外貨準備高として運用する。

企画財政部は7日、5億ドル規模の10年物ドル建て債券と7億ユーロ規模の5年物ユーロ建て債券を発行したと明らかにした。ドル建て10年物の発行金利は米国債利回りに加算金利0.25ベーシスポイントを加えた1.769%、ユーロ建て5年物の発行金利はユーロミッドスワップに13ベーシスポイントを加算した0.053%だ。加算金利は債券を発行する際に発行者の信用を反映して付け加える金利で、信用度が高いほど加算金利は低くなる。

 
今回発行した外平債の加算金利は過去最も低い。ユーロ建て外平債は昨年に続きマイナス金利で発行し、政府は額面価である7億ユーロより多い7億190万ユーロを受け取り、満期には7億ユーロだけ償還する。満期前まで利子も出さない。

洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官はこの日、「最近米国のテーパリング(量的緩和の縮小)の可能性、中国の恒大問題など国際金融市場の不確実性が拡大する状況でも韓国経済に対する海外投資者の信頼を再確認できた。昨年以降113カ国の格付け見通しが降格される中でも過去最高等級を固く守るなど差別化された成果を見せてきた韓国経済に対する国際金融市場の客観的な評価が反映された結果」と話した。

ユーロ建て外平債は発行資金が再生可能エネルギーなど親環境事業に投資されるグリーンボンドを発行した。アジアの政府で初めてだ。ユーロ建てグリーンボンド外平債は韓国国債では初めてロンドン証券取引所(LSE)に上場される予定だ。

企画財政部は「最近世界経済の不確実性が拡大する状況で今後の先進国発の金融市場不安、新興国発の危機など対外衝撃の際に韓国の金融・外為市場安定に寄与する効果が期待される。国際金融協力強化にも寄与するだろう」と明らかにした。

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    2021.10.07 12:02
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    洪楠基副首相兼企画財政部長官が7日に政府ソウル庁舎で対外経済分野の主要懸案に関する関係閣僚会議を主宰している。[写真 企画財政部]
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