「餓死かタリバンに殺されるか」…最悪の経済難を迎えたアフガン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.06 15:43
アフガニスタンの首都カブールに住むビスミラ・ザケリさんは最近、毎日路上に出て家財道具を売っている。パンを買うお金を稼ぐためだ。ザケリさんはカブールがタリバンに占領されるまでは教育部で幹部級として勤務していた。ザケリさんは「今の状況は餓死するかタリバンに殺されるかの2つに1つ」とし「なんとか現金を確保してパキスタンに行く考え」と話した。
飢えに苦しむアフガニスタン市民が食器やふとんなどの生活必需品まで中古市場に持ち出して売り、現金の確保に死活をかけている。ブルームバーグ通信は5日(現地時間)、イスラム武装勢力のタリバンがアフガニスタンを再掌握した直後、国家経済がまひしたと報じた。