コロナ自宅療養を急ぐ韓国政府…医療界「患者モニタリング必須」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.06 09:45
早ければ8日にも新型コロナ自宅療養の具体的な輪郭が出てくる。医療界では自宅療養には徹底的な患者モニタリングと迅速な搬送システムがカギになると口をそろえる。
金富謙(キム・ブギョム)首相は5日、中央災難安全対策本部会議を開き、「中央事故収拾本部は自治体と協力して自宅療養システム構築案を今週中に用意してほしい」と述べた。中央事故収拾本部の関係者は「細部を決定して8日に発表する予定」と伝えた。
現在も自宅療養が一部で行われている。中央災難安全対策本部によると、5日0時基準の一日の新規感染者のうち自宅療養者は首都圏が335人(ソウル200人、京畿道128人、仁川7人)、非首都圏が4人(忠清3人、江原1人)。段階的な日常回復(ウィズコロナ)転換による一時的な感染者急増に備えて自宅療養を拡大する考えだ。