尹候補の手のひらの「王」字 海外メディアも注目…「韓国の政治家、選挙で迷信に依存」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.06 08:46
尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長が手のひらに「王」の字を書いてテレビ討論会に出演したことが韓国国内で論議を呼んでいる中、海外メディアもこれを報道し「迷信が韓国文化の一部として残っている」と伝えた。
香港英字紙のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)は「韓国大統領候補の手のひらに書かれた漢字が大統領選挙レースの加熱で波紋を呼んでいる」と題した記事で、尹氏の「王」の字に注目した。SCMPは記事のサブタイトルで「韓国の有権者は政治で迷信を見るのを嫌うが、これは韓国の文化として残っている」と指摘した。
SCMPは尹氏の行為に対する韓国政界の反応を詳細に伝えた。SCMPは「このような種類の字を書くことは普通、試験を控えた受験生や就職活動をする人が勇気を出すのを助けるために全国の一部の巫者(shamans)や年長者によって行われる」とし「今回の件は尹氏を批判した野党・国民の力内のライバルだけでなく、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の執権民主党にも良い攻撃材料になっている」と診断した。