韓国軍が隠した真実…首脳会談の年に北朝鮮潜水艇の浸透訓練は倍増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.05 10:06
韓国政府が3回の南北首脳会談で「韓半島平和」を浮き彫りにしていた2018年、潜水艇を利用した北朝鮮の対南浸透訓練はむしろ平年より倍近く増えていたことが4日、明らかになった。北朝鮮軍は2010年3月、潜水艇を韓国哨戒艦「天安」に接近させて魚雷で爆沈するなど、対南挑発の核心武器として使用してきた。それだけに北朝鮮潜水艇の動向を軍当局は注視している。
韓国軍の合同参謀本部が韓起鎬(ハン・ギホ)国民の力議員室に報告した内容によると、北朝鮮軍の潜水艇動向は過去8年間のうち2018年に最も活発だった。主に咸興(ハムフン)基地を出港した潜水艇が東海(トンヘ、日本名・日本海)で対南浸透訓練をするが、約120回(2014年)→約80回(2015年)→約90回(2016年)→約90回(2017年)だった訓練回数が2018年には約150回に増えた。