韓国前検察総長の手に「王」の字…「崔順実を連想、お守り選挙」批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.04 13:42
最大野党・国民の力の大統領候補テレビ討論で尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長の手のひらに「王」の字が書かれていたことをめぐり、与党だけでなく国民の力の大統領候補も批判した。
李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事は3日、関連質問に対し「そのようなものを見ると候補にはならないようだ」と述べた。李知事は前日、釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)・慶南(キョンナム)巡回選挙を終えた後、「インターネット上のコメントに「無党層支持を確保するためのもの」と書かれていたので何の関係があるのかと考えてみると『巫堂層』だった」とし「(尹前総長は)もどかしさからそのようなことをしたのだろうが、見えないところに書くべきだったのではと感じた」と語った。
宋永吉(ソン・ヨンギル)民主党代表は前日、「こういうことでは崔順実(チェ・スンシル)時代にまた戻るのではないか」とし「大統領を王と考える人が呪術によって王の字をお守りのように持ち出すあきれる状況」と指摘した。朴用鎮(パク・ヨンジン)議員は「青少年時代に腹に王の字を書くのを見たことがあるが、自分の手のひらに王と書くケースは初めて見た」とし「大統領を王と考える人が1位の野党の状況も少し良くない」と皮肉った。