ワクチン開発国・米国の屈辱…最悪71万人死亡の理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.04 11:07
新型コロナウイルスによる死者数が計500万人を超えたと、ロイター通信が2日(現地時間)報じた。ロイター通信は独自の集計の結果、今月1日基準で世界の死者数が500万人を超えたとし、これはデルタ株の流行で生じた結果だと診断した。全世界の死者数が250万人に達するまでは1年以上かかったが、その後250万人が死亡するまでには8カ月しかかからなかったと伝えながらだ。この1週間に一日平均8000人、1分あたり5人が新型コロナ感染で死亡した。
ロイター通信は新型コロナの死者数はワクチン導入を急いだ先進国と、そうでない非先進国の差を表したと伝えた。しかし皮肉な結果となった国もある。全世界死者の半分以上は米国・ロシア・ブラジル・メキシコ・インドで発生したが、米国とロシアは自国ワクチンを早期に開発して承認した国という点でだ。