インフレ圧力で…「米国版ダイソー」も35年目に1ドル放棄
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.01 10:56
インフレーション(物価上昇)恐怖が世界に広がっている。主要国の中央銀行トップはインフレが来年まで続くという見方を示している。中国発の景気減速懸念の中、スタグフレーション(景気沈滞+インフレーション)が再発する可能性もある。こうした中、米国を代表する1ドルショップのダラーツリーが「商品価格1ドル」を35年目にあきらめ、インフレが現実に近づいている。
ウォールストリートジャーナル(WSJ)はダラーツリーが1ドルで販売してきた製品を1.25ドルまたは1.5ドルに引き上げて販売することにしたと29日(現地時間)報じた。1986年にオープンしたダラーツリーは食品や各種製品を1ドルで販売し、多くの庶民が訪れた。これを受け、米国やカナダに1万5000余りの店舗を運営するほど拡大した。