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岸田氏、安倍内閣で外務・防衛相…「明確な政治色のない順応型」評価も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.30 07:35
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日本の新首相になる新任自民党総裁の岸田文雄氏(64)は東京生まれだが広島に政治基盤を置いている。衆議院9選議員で、外相・自民党政務調査会長(政調会長)など要職を歴任したが目立たない言動で河野太郎らスター型政治家に比べて大衆認知度は低い。

祖父の岸田正記氏、父親の岸田文武氏はどちらも経済人出身の政治家だ。駐在員として派遣された父親について米国ニューヨークで幼少期を過ごし、そこで体験した人種差別を契機に政治家の夢を抱いたという。早稲田大法学部を卒業し、日本長期信用銀行で働き、1993年に父親の広島地方区を受け継いで衆議院議員に当選した。当時、共に初当選議員として国会に入った同期が安倍晋三氏だった。

 
伝統的に周辺国との友好関係を強調してきた派閥「宏池会」(現在の岸田派)の首長であり、派閥志向でみると穏健保守政治家に分類される。しかし思想的に異なる安倍氏とも角を立てず従順な立場を取って安倍氏の後に続く後継者に挙げられてきた。2007年第1次安倍内閣で特命相として入閣し、第2次安倍内閣では外相・防衛相を歴任した。

銀行員出身で産業分野に顔が広く、自動車業界とも緊密だ。1988年に結婚した裕子夫人も広島出身で、結婚前に広島に基盤を置く自動車会社マツダで役員秘書として在職していた。

今回の総裁選では「令和版所得倍増政策」を経済公約に掲げた。アベノミクスの金融緩和政策など成長戦略はそのまま維持するものの、利益が企業だけでなく個人にも均一に行き渡るように分配を強化するという計画だ。成長促進のために消費税は10年ほど据え置くと宣言した。

自身の政治哲学をはっきりと示さない岸田氏に対して東京工業大学の中島岳志教授は『自民党 価値とリスクのマトリクス』で「はっきりとしたビジョンを示さないことによって、敵を作らず、有力な地位を手に入れてきた順応型」と表現した。岸田氏も昨年出版した『岸田ビジョン 分断から協調へ』で、重要だと考える価値に信頼・協力を掲げて「リーダーは人を輝かせるために存在する」と書いた。今回の選挙で自民党実力者である安倍氏、麻生太郎氏の支持を背に首相職に就いたことから、安倍-麻生の陰から抜け出すことができなかった菅義偉首相の前轍を踏みかねないという評価もある。

一方、岸田氏はプロ野球チーム広島東洋カープの熱心なファンだ。英語が堪能で2016年外相時代、広島を訪問したバラク・オバマ当時米国大統領を直接案内してもいる。

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