コロナで世界期待寿命が短縮…女性より男性に影響大きい理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.28 09:49
新型コロナウイルスの大流行で昨年の世界の期待寿命が第2次世界大戦以来の最大幅短縮になったという研究結果が出てきた。
27日(現地時間)のフィナンシャルタイムズ(FT)・ロイター通信など海外メディアはこの日、英オックスフォード大リーバーヒュームセンター研究チームが発表した論文を引用して報道した。論文によると、世界29カ国の昨年の死亡記録を調査した結果、デンマークとノルウェーの2カ国を除いた27カ国で期待寿命が6カ月以上短縮した。期待寿命とは、現在の死亡率が続く場合に現在の新生児が生きることができる平均寿命を意味する。
研究チームはこうした期待寿命の短縮が新型コロナによる死亡者増加と関係があると分析した。ロイターの集計によると、現在まで新型コロナで死亡した人は世界的に約500万人にのぼる。論文共同著者のリディ・カシャフ博士はロイターのインタビューで「今回の研究結果は新型コロナが多くの国にどれほど大きな衝撃を与えるかを見せている」と説明した。