【時視各角】米国へ行き中国の肩を持った韓国外交部長官
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.27 10:41
「中国が攻勢的という表現自体に同意しない。…20年前の中国ではない。われわれは中国が主張したいことを聞くよう努力しなければならない」。
最初は代表的な親中国であるパキスタンの外交官僚がした話だと思った。ところが詳しく見たら韓国外交部長官の発言だ! それもいま中国に向けた刃を研いでいる米国のど真ん中に行ってした話だ。
外交部の鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官は22日にニューヨークで開かれた米外交協会招請の対談会で「中国が最近攻勢的な姿を見せている」という司会者の指摘に、「それは当然だ。中国は経済的にさらに強くなっている」としてこのように話した。また、司会者が米韓日豪を「反中ブロック」に分類すると、鄭長官は「それは中国の人たちが言うように冷戦時代の思考。韓国が米中の間で選択すべきだとは思わない」とも話した。