北朝鮮の金与正氏、「終戦宣言・連絡事務所、建設的議論可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.26 10:33
北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長が24日に「終戦宣言は興味のある提案であり、よい発想である」という内容の談話を出した翌日に再度談話を出し、南北共同連絡事務所の再設置や南北首脳会談の可能性を示唆した。韓国政府が対北朝鮮制裁緩和に対する立場を表明し、北朝鮮は時を合わせて首脳会談などをカードとして持ち出したと分析される。
金副部長は25日、「昨日と今日、われわれの鮮明な見解と当然な要求がこもった談話が発表された以降の南朝鮮(韓国)政治圏の動きを注意深く見た。私は、梗塞した北南関係を一日も早く回復し、平和的安定を成し遂げようとする南朝鮮の各界の雰囲気は阻むことのできないほど強烈であるという感じを受けた」とこの日談話を出した背景を説明した。