【グローバルアイ】中国政府は恒大を救うだろうか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.24 16:03
最近中国の話題は不動産開発会社「恒大集団」の破綻危機説だ。香港証券取引所を基準として恒大株は20日一日だけで10.24%ポイント急落した。今年6月23日に1万800元だった株価は3カ月で2280元に80%近く落ちた。
さらに会社財務報告書によると、総負債規模1兆9700億元(約33兆7053円)のうち1年以内に償還しなければならない金額は2400億元で、現金保有額868億元の3倍に達する。恒大危機説は今月8日に子会社2社が9億4300万元の負債を償還できないことが伝えられて本格化した。外信を中心に2008年リーマンショックのような国際金融危機が世界を襲う可能性があるというニュースが連日流れた。
ところが中国現地で体感しているものとは多少距離がある。22日、北京首都空港の近くに恒大集団が建設中のマンションを訪れた。予想とは違って2023年完工予定のマンションの工事は現在も進行中だった。工事や販売に支障がないのか、恒大側の関係者に確認してみた。