就職難・公試ブームに…韓国、8月就職準備者87万人で歴代最大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.22 16:04
韓国では8月に就職のためにスクールに通うなど就職準備をした人が統計作成以来最も多かったことが分かった。
22日、統計庁国家統計ポータル(KOSIS)等によると、8月の就職準備者は87万4000人で、1年前に比べて5万3000人(6.4%)増加した。これは関連統計照会が可能な2003年以来8月基準では歴代最大値だ。就職準備者は非経済活動人口のうち、就職試験準備のためにスクールや機関に通うなど現在就職先を探している人を指す。
年齢帯で見ると20・30代のいわゆるMZ世代が大部分を占めている。20代は58万9000人で昨年同月より5000人(0.9%)増加した。30代と40代は急激な増加幅となっている。30代は17万9000人で1年前(15万3000人)に比べて2万6000人(16.9%)増加し、40代(5万6000人)は1万1000人(23.2%)増えた。この他、50代(2万5000人)と60歳以上(1万8000人)などとなっている。性別でみると男性が48万9000人、女性は38万50000人で、男性の比重(55.9%)のほうがやや高かった。