バイデン大統領、国連総会で「北朝鮮と具体的進展を摸索」…文大統領提案の「終戦宣言」には触れず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.22 11:43
バイデン米大統領が21日(現地時間)、国連総会演説で、北朝鮮とイランの非核化を引き続き追求すると明らかにした。
就任後最初の国連演説をしたバイデン大統領は、朝鮮半島の完全な非核化に向けた具体的な進展を模索していると明らかにしたが、それ以上の言及はしなかった。約33分間の演説のうち25秒ほどを北朝鮮非核化を促すのに使った。
バイデン大統領は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が同日の国連総会演説で提案した終戦宣言には言及しなかった。バイデン大統領の構想は、文大統領の「南北と米国が参加する終戦宣言が韓半島(朝鮮半島)で和解と協力の新しい秩序を作る重要な出発点になる」という認識とは差があるとみられる。