故障者リスト（ＩＬ）入りしている柳賢振（リュ・ヒョンジン、３４、トロント・ブルージェイズ）が投球練習を再開する。

トロントのモントーヨ監督は２１日（日本時間）のタンパベイ・レイズとのアウェー試合の前日（２０日）、首の痛みで１０日間ＩＬに入っている柳賢振に言及した。モントーヨ監督は「柳賢振の体の状態が良くなった」とし「今日または明日、ピッチング練習をする予定」と伝えた。

柳賢振は１２日のボルティモア・オリオールズ戦で２イニング１／３を７失点、最も最近の登板だった１８日のミネソタ・ツインズ戦では２イニングを５失点と振るわなかった。最近の５回の先発登板で３回も早期降板した。防御率は４．３４となり、シーズン個人最多敗戦（９敗）も記録した。トロント地域メディアは、ワイルドカードを狙っているトロントがポストシーズンに進出しても、柳賢振は大きな力にならないと予想している。

こうした状況で首の痛みが伝えられた。再整備をしてコンディションと競技力の回復を期待できるということだ。大きなけがではない。モントーヨ監督の言葉のように間もなく投球練習に入る。選手団と同行している点も注目される。トロントのロス・アトキンスＧＭも柳賢振の故障者リスト入りを伝えた際、「先発ローテーションは一度だけ抜ける予定」と説明した。

柳賢振はキャッチボールを再開し、モントーヨ監督は「柳賢振の投球を見守る」と話した。