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世銀上層部、企業経営環境評価で中国の順位上げようと圧力

ⓒ 中央日報日本語版2021.09.17 13:37
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世界銀行(世銀)上層部が2017年に出した「2018企業経営環境報告書」で中国の順位を高めるために圧力を加えたという調査結果が出てきた。

米法務法人ウィルマーヘイルは世界銀行倫理委員会の依頼で作成した調査報告書で、2017年当時に世界銀行のキム・ヨン(ジム・ヨン・キム)総裁とクリスタリナ・ゲオルギエバ最高経営責任者(CEO)の側近が中国の評価を高めるために不適切な圧力を加えたと指摘した。

 
世界銀行は報告書で「内部監査とウィルマーヘイルの調査の結果、元上層部と元・現職員の行為を含む倫理問題が提起された」とし、企業経営環境報告書の発行を中断すると明らかにした。

調査報告書は、キム・ヨン総裁室の関係者らが中国の評価を高めようと評価方法論の変更に直接・間接的な圧力を加えたと指摘した。また、ゲオルギエバCEOと側近のシメオン・ディアンコフ氏が中国関連のデータを具体的に修正し、中国の順位を上げるための圧力を加えたと指摘した。

キム・ヨン元総裁は米ダートマス大学総長だった2012年、オバマ大統領の指名を受けて世界銀行の総裁に就任した。キム総裁はトランプ政権当時の2019年1月、2期目の任期を3年以上も残して辞任し、ブルガリア出身のゲオルギエバCEOが総裁代行を務めた。報告書は「キム総裁が中国の資料を不当に修正するよう直接指示した証拠は発見できなかった」と明らかにした。

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    2021.09.17 13:37
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    キム・ヨン(ジム・ヨン・キム)元世界銀行総裁〔写真 青瓦台写真記者団〕
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