ファイザー「効能低下でブースターショット必要」 WHO「効果は十分」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.17 09:52
新型コロナワクチンのブースターショット接種をめぐり甲論乙駁が続いている。世界で初めてブースターショット接種を始めたイスラエルをはじめ、ワクチン製薬会社ファイザー・モデルナはブースターショット接種が必要だという立場である半面、世界保健機関(WHO)と米食品医薬品局(FDA)を中心とする保健専門家は今すぐ一般大衆にブースターショット接種は必要でないとみて保留という結論を出した。双方の立場が相反する理由、韓国のブースターショット接種の方向について、国内専門家の意見を聞いた。
◆ファイザー・モデルナ「時間が経過すれば効能低下…ブースターショット必要」
ブースターショット接種が必要と主張する側は、接種後に時間が経過するほど抗体が減るという根拠を提示している。7月からブースターショット接種を始めたイスラエルは保健省の研究結果、従来の新型コロナウイルスに94%まで発揮されたファイザーワクチンの効能がデルタ株拡大以降は64%まで低下したと発表した。その後、当局は免疫力が低下した人を対象にブースターショット接種を施行し、現在はその対象が12歳以上の年齢にまで拡大した。