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【中央時評】カブールとモガディシュ…国家はなぜ失敗するのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.16 15:41
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2つ目、人材を養成できない国家は失敗する。国家を建設する初期には外国の支援を受けても、結局は自国の人材を育成する必要がある。いつテロで死亡するか分からない不安の中、子どもたちが本の代わりに銃を握らなければいけない国家で、まともな知識と技術を習得する人材は育たない。映画『モガディシュ』には、子どもに麻薬成分が含まれた木の葉をかませ、幻覚状態で銃を握らせる残酷な現実が登場する。失敗国家は国民に基礎教育の機会さえも提供できない。最近の統計によると、ソマリアは2007年の小学校就学率が23%だった。アフガニスタンはタリバン政権で小学校の就学率が20%だったが、2001年にタリバンが退いてから90%以上に急上昇した。しかしタリバンが再執権した現在、女性の教育の機会はまた侵害されるだろう。一方、韓国は建国後に小学校義務教育を法で施行した。国民の高い教育熱を基礎に中学・高校教育を拡大し、世界最高の人材を輩出している。

3つ目、国家が成功するには国家を正しく導く指導者が必要だ。人類の歴史を見ると、国家が栄える時には優れた指導者がいた。有能で献身的な指導者は国民の力を集め、外勢の侵入から国家を守り、経済の繁栄を成し遂げる。アフガニスタンは複数の部族と宗教、文化、理念が絡んで長期にわたり分裂した。ソマリアも権力を握ろうとする軍閥の間で武力争いが続いた。両国ともに、正しい中央集権政府を建設し、国民を統合して導く指導者がいなかった。韓国はこの半世紀、紆余曲折があったが、峠ごとに国民が力を合わせて克服した。優れたリーダーシップを発揮した政治・経済・社会指導者の役割が大きかったといえる。

 
平和と繁栄は努力なしに訪れない。アフガニスタンとソマリアは多くの援助にもかかわらず自国の力量を高めることができず失敗した。この半世紀、韓国は経済発展と民主化を成し遂げ、全世界で最も「成功国家」になった。しかし最近は経済成長の動力が弱まり、階層・理念・世代・性別の葛藤が激しくなった。政治指導者が国民を分裂させ、国家の発展よりも自身と支持勢力の利益ばかりを考える場合が多い。国際情勢は不安定で、パンデミック、少子高齢化、青年失業、分配悪化など難題が増えた。国家をもう一度建設するという気持ちで我々全員の力を合わせて努力しなければいけない。

李鍾和(イ・ジョンファ)/高麗大経済学科教授

【中央時評】カブールとモガディシュ…国家はなぜ失敗するのか(1)

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