韓国首都圏の新規感染者が過去最多…秋夕連休控えて拡大を警戒
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.15 15:42
韓国首都圏の新型コロナウイルス新規感染者数が過去最多の1656人になった。第4波が2カ月半にわたり続く中、首都圏でまた始まった感染拡大傾向が秋夕(チュソク、中秋)連休の人口大移動で非首都圏に広がるのではという懸念が強まっている。
中央防疫対策本部によると、15日0時基準で韓国国内の一日の新規感染者数は2080人だった。先月の11日(2221人)、25日(2154人)、19日(2152人)に続いて4番目に多い。ソウルだけで804人と過去最多となり、首都圏の新規感染者数が全体の80.5%を占めた。首都圏の拡大傾向とは違い、非首都圏は緩やかな減少傾向にある。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長はこの日、「最近の1週間、首都圏の人口10万人あたりの一日平均感染者数は5.1人だった」とし「このうちソウルは6.7人、仁川(インチョン)4.6人、京畿道(キョンギド)4.1人と、引き続き拡大する状況」と明らかにした。