タリバン幹部「女性は男性と共に働けない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.14 15:12
アフガニスタンを掌握したイスラム主義組織タリバンが教育分野で男女分離方針を発表したのに続き、職場でも「女性は男性と共に働くことができない」という幹部の発言があった。
13日(現地時間)、タリバン幹部ワヒドラ・ハシミ氏はロイター通信とのインタビューでこのように明らかにした。ハシミ氏は国際社会の圧力にもかかわらず「タリバンはシャリーア(イスラム法)を全面適用する」とロイター通信に伝えた。
ハシミ氏は「我々はアフガニスタンにシャリーアを導入するためにほぼ40年間戦ってきた」とし「シャリーアは男性と女性が同じ屋根の下に集まったり座っていることを許容しない」と強調した。続いて「男性と女性は共に働くことができない。それは確実だ」とし「女性が事務室に来て政府省庁で働くことは許されない」と述べた。続いて「医療、教育分野などでは女性が必要」とし「女性のための別の病院・大学・学校・マドラサ(イスラム教育機関)を設置する」と説明した。