「通風治療剤、新型コロナ予防・治療に効果」 米研究チーム
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.13 15:11
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のワクチン接種率の高まりにもかかわらず、世界的な感染拡大がなかなか沈静化の兆しが見えない中、痛風治療剤として使用されている薬物が新型コロナの予防および治療に役立つ可能性があるという研究結果が発表された。
13日、米国現地の医学専門紙などによると、米国ジョージア大学研究チームは米国食品医薬局(FDA)の承認を受けた痛風治療剤「プロベネシド」を利用して新型コロナをはじめとする呼吸器ウイルス疾患の治療に使うことができるという研究結果を著名な学術誌「ネイチャー(Nature)」の姉妹雑誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載した。
研究チームは特にプロベネシドが持つ広範囲の抗ウイルス特性を利用して新型コロナをはじめ致命的な呼吸器ウイルスの予防と治療に効果をあげることができると期待した。