米物理学界のガラスの天井破った…会長団入りした韓国人女性科学者の秘訣
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.13 09:29
「身長155センチメートルの小さなアジア人女性が米国の大学の教壇に立つので、最初はだれも教授と見てくれませんでした。だが見方を変えればそれが私をたった一度で記憶させる長所になり得ます」。
韓国で大学を卒業した韓国人女性科学者が米国科学界のガラスの天井を破った。8日に米国物理学会の選挙で副会長兼会長団に上がったシカゴ大学物理学科のキム・ヨンギ客員教授の話だ。
キム教授は来年副会長を経て、2023年に次期会長、2024年に会長に上がる。米国物理学会は毎年この時期に選挙を通じて副会長と次期会長、会長の会長団を選出する。各職務の任期は1年で、副会長は翌年に次期会長に、次の年には会長に自動就任する。韓国人が米国物理学会会長に上がるのは1899年の学会創立以降初めてだ。