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「プロポフォール投薬」歌手フィソン「恥ずかしく申し訳ない」…懲役3年求刑

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2021.09.09 09:19
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プロポフォール違法投薬の疑惑を受けている歌手フィソンに、韓国検察が懲役刑を求刑した。 

大邱(テグ)地裁第5刑事控訴部(部長判事キム・ソンヨル)は8日、麻薬類管理に関する法律違反(向精神)の疑いで起訴されたフィソンの控訴審の審公判を行った。1審で懲役1年、執行猶予2年、社会奉仕および薬物治療講義の受講各40時間を命じられたフィソンに対し、検察は「原審の刑が非常に軽く、不当だ」とし、量刑不当を理由に控訴した。

 
結審公判で、検察は「原審の判決を破棄し、フィソンに懲役3年、追徴金6050万ウォン(約571万円)の宣告を求める」と裁判所に要請した。

弁護人は「被告は大きな過ちを犯したが反省しており、1審後、障害者福祉施設でのボランティア活動をして心を入れ替えている」とし「治療も継続して受け、予後もかなり良い。一度だけ善処をお願いする」と善処を求めた。

最終弁論で、フィソンは「私が犯した過ちについて百回、千回振り返ってみた。自分自身が恥ずかしく、後悔している」とし、「今回の事件を通じて、私が感謝しているのは、長い間(私を)苦しめた不眠症、重度のパニック障害、うつ病など様々な精神障害に対する意志を燃やして絶やさず、1年数カ月間治療した結果、大きく好転した。絶えず努力する。善処をお願いしたい」と述べた。

フィソンは2019年9月から11月まで12回にわたりプロポフォール3910ミリリットルを購入し、11回にわたり3690ミリリットルを投薬した容疑で起訴された。

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