インドでコウモリが媒介する感染症発見…48時間以内に昏睡状態に陥るニパウイルス
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.08 18:00
致死率が最大75%に達するニパウイルスの感染拡大を防ぐためのインド保健当局の総力戦が続いていると現地紙タイムズ・オブ・インディアなどが7日に伝えた。
インド政府が独自のワクチン接種に拍車をかけ最近新型コロナウイルス感染者は3万人台まで減ったが、依然として医療施設があふれる患者でまひするなど防疫に穴があいている状況であるためだ。
同紙によると、この日インド南部ケララ州のビーナ・ジョージ保健相は、「ニパウイルスで死亡した12歳の少年と接触した8人の1次接触者らのサンプル検査の結果、幸い全員が陰性と判定された。これに先立ち高熱などウイルス感染が疑われる症状が現れた少年の母親らも正常な体温を取り戻した状態」と発表した。